東京科学大学とソフトバンク株式会社は、山岳地帯や雪山などでの遭難者の位置を迅速に特定するための技術「ドローンWi-Fi無線中継システムを用いた遭難者捜索支援システム」を開発し、2025年11月27日に共同でプレスリリースを発表しました。
本システムは、Wi-Fiの活用によりソフトバンク回線以外の利用者の捜索も可能にし、また、マイクやスピーカーをドローンに搭載しており、遭難者への呼びかけや遭難者からの応答など双方向のコミュニケーションが可能です。
これにより、捜索現場の状況確認や捜索者との円滑な連携が可能となり、より迅速な捜索活動につながることが期待されます。

詳細は、プレスリリースをご覧ください。
「ドローンWi-Fi無線中継システムを用いた遭難者捜索支援システム」を開発～Wi-Fiの活用によりソフトバンク回線以外の利用者の捜索も可能に～ | 企業・IR | ソフトバンク

◆11/27千葉公開実証実験
藤井先生（後左3人目）M2岡田さん（前右端 ）

参考情報
■テレ朝ANN news：雪山の遭難者をドローンで発見 GPSとWi－Fiで場所特定
■日テレNEWS NNN：ソフトバンクが無人機での遭難者救助システムを発表
■ASCII.jp：ソフトバンクとKDDIが“空の救助網”　雪山遭難、ドローンで発見
■ケータイWatch：ソフトバンクと科学大、「ドローンWi-Fi中継装置を用いた捜索支援システム」を開発
■BUSINESS NETWORK：全通信事業者に対応、Wi-Fiで圏外エリアをカバー ソフトバンクがドローン遭難者捜索システムを実証