CONTENTS 06
Co-research共同研究
ソフトバンク株式会社と共同で
以下の研究を行っています。
CONTENTS 06
ソフトバンク株式会社と共同で
以下の研究を行っています。
近年、移動通信トラヒック量は急激に増加しており、5Gの要求条件の1つである超高速大容量では、4Gと比べて1000倍の大容量化、100倍程度のユーザー体感速度の向上が求められています。 当研究室では、端末と基地局間の干渉を抑圧し、全体の通信品質を高く維持する方法を検討しています。
遭難場所が山岳等の携帯通信サービスエリア外の場合、通信ができません。そこで、迅速に遭難者の携帯端末との通信を確保する「ドローン無線中継システム」をソフトバンクと共同開発しています。
本研究室ではソフトバンク(株)と共同で第5世代移動通信システムなどの超高速・広帯域無線通信システムの設計や評価に不可欠な電波伝搬モデルを開発しました。開発したモデルは国際電気通信連合 無線通信部門(ITU-R)で2019年9月にITU-R勧告P.1816-4として国際標準化されました。
本研究室では、ソフトバンク(株)と共同で第5世代セルラー通信ネットワークと成層圏セルラー通信基盤を協調制御し、通常のスマートフォンを用いて超広域を低遅延でカバーする“三次元空間セル構成”の研究開発を世界に先駆けて実施しています。この技術により、屋外空間(三次元空間)を全て移動通信のサービスエリアにすることが可能となり、その実現に大きな期待が寄せられています。