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Research

三次元空間電波伝搬

三次元空間セル構成における電波伝搬損失モデルの研究

三次元空間セル構成を効率よく設計するために不可欠な中高層ビル内に設置したスモールセル間の干渉を高精度に推定する電波伝搬モデル(伝搬損失推定モデル)が不可欠です。

ビル間の伝搬損失推定モデルの関数形を幾何光学近似を用いた物理モデルにより作成し、それを用いて測定結果を多変量解析して、汎用性のある伝搬損失推定式を世界で初めて開発しました。

第5世代移動通信システムで期待されているミリ波帯へ推定式の適用範囲の拡張を図り、この分野のイニシャチブを取り続けるため移動通信の全ての周波数に対応できるよう研究を実施する予定です。