魔改造の夜

研究員の山根です。
私は最近あまりテレビを見なくなりましたが一つだけとても気に入っている番組があります。
その番組は…　NHKの「魔改造の夜」です。
世界に誇る日本一流エンジニアが市販のおもちゃ家電などを限られた予算と時間で、課題にどう対応するか”魔改造”して3チームの技術力を競い合う番組です。

前回、T工大の学生チームが魔改造の夜に参加されました。
課題は「キックスケーター25m綱渡り」。キックスケーターを“魔改造”して25ｍの綱の上を自走し渡り切るタイム競技で、キックスケーターを自立させいかに早く25mの綱を渡りきるかと言う内容でした。
キックスケーターを自立させるためジャイロスコープを利用していましたが各チーム、ジャイロの大きさや設置方法、回転数など色々な考え方の違いや自立させるまでの試行錯誤がとても面白かったです。
番組放映前に学内でパブリックビューイングの開催案内があり参加いたしました。
各チーム最終試技が2回あるのですが我がT工大の1技目はスタートスイッチが上手く押せず失敗! 他の2チームは成功してとても良いタイムを出しました。T工大チームは一回目の失敗をその場で分析して対策し2技目に挑戦!
ものすごいプレッシャーを抱えながらのスタート!
2技目は大成功! とても素晴らしいタイムをたたき出しました。
学生の皆さんたちは歓喜して立ち崩れる学生さんも…
他の2チームも胸が熱くなっておりました。　パブリックビューイングの会場も歓声が上がり私もとても感銘致しました。
最終結果は2位、3チーム共、百分の1秒台の僅差。
どのチームも本当によくやったと思いました。
放映後、実機説明と苦労話が少し聞けてとても良い体験ができました。

パブリックビューイング会場風景　　　　　　　　　

25m綱渡りした「Ho-Bird」号

2位のトロフィー