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今月のつぶやき「貴重な教訓?」 (教員)
- 2024-07-01
- diary
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貴重な教訓?
藤井・太田研究室ではドローンを使って上空150mまでの「三次元空間における電波伝搬測定実験」を2年前から千葉県 茂原市 近郊で行っています。
最近ではこの6月初旬に2日間の測定を行いました。測定日の午後の天気予報が “曇りまたは雨”であったことから、今回は実験開始時刻をいつもより1時間早くしました。
茂原市近郊の実験では、最寄駅から東京駅までは普通電車を、東京駅から茂原駅間は特急電車を利用します。利用する特急は、午前中は1時間に1本しかないため、乗り遅れると次の特急まで1時間待つことになります。
実験初日は、東京駅でいつもより1本早い特急に乗車するためにその出発時刻よりも20分前に到着する普通電車に乗りました。しかし、路線上のトラブルで東京駅への到着が定刻より20分遅れ1本早い特急に乗車できず、結局1時間待って次の特急(いつも乗車する特急)に乗車しました。
実験2日目は、前日の教訓から20分遅れても1本早い特急に乗車できるように更に10分早く東京駅に到着する普通電車に乗りました。その日はトラブルもなく1本早い特急の出発時刻よりも30分前に東京駅に到着し、1本早い特急を待っていました。ところが、今度は特急区間のトラブルでその特急の出発が定刻よりも1時間遅れ、いつも乗車する特急とほぼ同じ時刻の出発となりました。
結局、茂原への到着時刻はいつも乗車する特急と同じとなり、2日間共に通常の実験開始時刻となりました。ただし、幸運にも2日間とも雨にならず予定通りの実験を行うことができました。天候に深く感謝。
今回の一件で、場当たり的に開始時刻を変えるような「愚行」はしないで、いつも通りに行えば当初予定の実験は行えるという貴重な教訓(?)を得ました。そうです。いつも通りの実験開始にしていれば、東京駅で初日1時間、2日目1.5時間も待つ必要がなく、遡て(さかのぼって)その時間だけ早起きする必要もありませんでした。