仕事の時間術

こんにちは。学生の津濱です。

今日は皆さんに私が最近読んだ本の中でお気に入りの「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」をご紹介します。著者の中島 聡さんは、米マイクロソフト本社でWindows95の開発に携わった伝説のプログラマーで、「ドラッグ&ドロップ」を普及させた立役者です。

この本の中で著者は、「10日で仕上げるタスクであれば、2割に当たる2日間で8割終わらせるつもりで取り掛かれ」と言っています。初めて読んだときは「そんなバカな」と思いました。しかし、読み進めていると、著者は心地よく働くことにフォーカスを当てており（もちろん真剣に仕事に取り組むのですが）、そのためには上記のような時間術が有効だと言っています。確かに、１日単位でみると、午前中にやるべきことを終わらせて、午後はその完成度を高めていくために時間を使えると、心に余裕を持ちながら働くことができますね。私は来年度から就職するので、この時間術を試していこうかなと思います。

また、この本で著者は、「仕事に集中できません」という悩みに答えていました。皆さんはこの悩みにどんな回答をしますか？著者は、「『マルチタスクをしすぎ』『そもそも仕事量が多い』、この２点に当てはまらないのに集中できないなら、そもそもその仕事をすべきでない」と回答していました。本当にやりたいことが仕事なら、そもそも集中しなければという気持ちすら発生しないと言っています。別の言い方で、人生で仕事に割く時間が一番多いのだから、楽しい、やりたい、と思うことを仕事にすべきとも言っています。やりたいことを仕事にするのは難しいと思いますが、私は熱意を持ち続けられる仕事をしていきたいと思っています。