CONTENTS 03

TWEET/つぶやき

Title

今月のつぶやき(学生) 「場数を踏むということ」

  • 2023-04-01
  • diary

場数を踏むということ

修士2年の前田です。2023年3月を以って、東工大の大学院修士課程を修了しました。長かったような、あっという間のような、そんな6年でした。
私の場合、研究室所属となる学部4年生(B4)に上がるタイミングで新型コロナウイルスの流行が発生しました。1年ほどは大学に行くことのない日々が続いたので、それ以前のことは遠い昔のような気がしています。

さて、大学の記憶を辿るとキリがありませんが、ここは藤井・表研究室のホームページですので、研究室でのことを振り返っていきます。
B4になり藤井・表研に所属することになった私は、専門である移動通信の知識などほぼ皆無と言っていい状態でした。それから3年。今では学会発表の質疑応答にも胸を張って答えられるほどに成長しました。それは先生方や先輩方のご指導もありますが、何より場数を多く踏めたことが良かったと思っています。この3年間で、研究会も含めると8回の学会発表を行いました。学内での発表(修士論文発表会等)が5回なので、合わせると13回も自分の研究について発表を行ったことになります。この経験は、元々緊張しやすく人前での発表が苦手な私にとって、非常に大きな糧となりました。
学会発表は、言ってしまえばプレゼンです。私は今後も研究者として働くことになりますが、研究者以外の多くの職種においてもプレゼンをする機会は幾度もあると思います。その時に、学生時代に学会発表を行った経験は必ず活きます。これから研究室所属になるという方は、今後学会発表の機会があれば積極的にチャレンジしてみてください。それは必ずあなたの糧となるはずです。

研究室選びの際には学会発表に積極的かどうかを考慮に入れるのもおすすめです。この藤井・表研究室は、その点では非常におすすめですよ(笑)。