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TWEET/つぶやき
今月のつぶやき(研究員) 「迎賓館でアフタヌーンティーを」
- 2023-05-01
- diary
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迎賓館でアフタヌーンティーを
研究員の藤井克典です。
JRまたは東京メトロ四ツ谷駅から徒歩で10分程の場所に迎賓館赤坂離宮があります。
この前庭でキッチンカーから提供されるアフタヌーンティーを楽しむことができると聞いて、足を運んでみました。
1日20組の予約制となっているためネットから予約しようとしたのですが、国宝に指定されている西洋風の宮殿の庭で優雅なひと時を楽しもうと考えている方が多いようで、なかなか希望の日時に空きがありません。それでもキャンセルは随時可能なためか、時々空きが現れます。数時間かけて何度もトライして何とか昼過ぎの時間を予約することができました。
昼過ぎの予約なので、少し早めに到着して、まずは迎賓館の中をゆっくり見学した後、昼食を兼ねてアフタヌーンティーを楽しもうと思っていたのですが、到着すると、初めに手荷物検査があり、そこに大勢の外国人の団体客なども混じって長い行列ができているではありませんか。「検査待ち時間:60分」との表示を目にして愕然としてしまいました。食事の予約があることを係の方に伝えましたが、優先されるわけはありません。やむを得ず、お店に電話して事情を話すと、慣れているのか、問題ありませんとの返事をいただき、少しほっとしました。
結局、迎賓館の見学の前に予定時間に少し遅れてアフタヌーンティーを最初にいただくことになりました。ここのは、値段も割安でボリューム感があり、結構満足できます。
臙脂(えんじ)色のパラソルが付いたテーブルが並ぶ開放的な雰囲気の中、ネオ・バロック様式の西洋宮殿を眺めながら優雅なひと時を過ごしました。
そのあと、ゆっくりと館内を歩いて回り、真紅の絨毯が敷かれた壮麗な玄関ホール、ルイ16世様式とされ海外の要人との首脳会談などが行われる壮大な天井画を有した朝日の間、ナポレオン1世時代の華やかさを伝える装飾品が多数飾られた彩鸞(さいらん)の間などを見学、その圧倒的な迫力に感動しました。
皆さんも一度訪れてみてはいかがでしょうか。くれぐれも手荷物検査の時間を充分見込んでくださいね。